アジア料理2
タイの料理
ラオスやカンボジア、ミャンマー、マレーシアに国境を囲まれており、また中国からやってきた住民も多いタイですが、その料理のルーツは、そんな周辺国の影響を少しずつ受けています。ハーブの薫り高く、スパイシーな辛さが独特の料理は、今や世界でも指折りのユニークさを誇っているといってもよいでしょう。ナンプラー(魚醤)、プリック(とうがらし)、パクチー(香菜)、マナオ(かんきつ)などを調味料として使い、辛酸のバランスがとれたタイ料理の代表格といえば、トムヤムクンが挙げられます。これは、辛くて酸っぱいエビの入ったスープで、ブイヤベース、ボルシチ(またはふかひれスープ)と並んで世界三大スープのひとつとも称される一品でもあります。また、ココナツミルクとスパイスを使ったゲーンと呼ばれるカレーも、タイ料理の定番としてよく知られている料理の1つです。ゲーンには、スパイスの調合により、グリーン、レッド、イエローなどいろいろなタイプがあります。また、ひと口にタイ料理といっても、各地方により、料理の種類はちょっと違っています。たとえば、とても辛いといわれるのが、ラオスと国境を接した東北地方の料理。青パパイヤのサラダのソムタムや、もち米のカオニャオなどが有名です。ミャンマーと国境を接した北部地方では、カオソーイと呼ばれるココナッツミルクを使った、マイルドかつ辛い麺料理が名物です。また、マレーシアと国境を接した南部地方では、串焼きのサテや、マサマンと呼ばれるイスラムの影響を受けたカレーなどがポピュラーになります。辛くない料理では、タイ風焼きそばのパッタイ、エビのさつま揚げトートマンプラーなどがあり、料理の辛さに対して、デザートはとても甘いのが特徴的です。ココナッツミルクにタピオカを浮かべたシンプルなデザートや、ブアローイというココナッツミルクとかぼちゃやサトイモを使ったおしるこのようなデザートなどなど、南国で汗をかきかきいただくとおいしいお菓子がたくさんあります。
タイ料理にはタイ米が主流ですが、最近では日本米のあきたこまちやコシヒカリなども人気だそうです。日本米は高級で富裕層の方が特に好んで食べているようです。タイ米は細長い粒でさっぱりした味わいですが日本米は一粒一粒つやがあり粘りなどもふっくら炊きあがることから人気があるようです。
また、タイでは餃子が人気だって知っていました?タイの手羽先餃子は屋台発祥の餃子だそうです。タイの手羽先餃子の通販などもあるので、一度試してみたいと思っております。
インド料理
インドの国土面積は日本のおよそ10倍で人口はおよそ8倍と10億人近い人口がいる大国です。このうち、ヒンドゥー教徒が大多数を占めていますが、日本の人口と同じくらいで、あとは1億人ほどのイスラム教徒を抱えているほか、キリスト教や仏教、ジャイナ教、シーク教などの信者も暮らす多宗教国家です。 ちなみに、その昔「インド人もびっくり」というキャッチフレーズの即席カレーのCMにターバンを巻いたインド人が登場して有名になったこともあり、日本では「インド人はみんなターバンを巻いている」と長らく誤解されていたのですが、彼らはシーク教徒で、インドでは人口比率のたった2%という少数派です。現在のパキスタンやバングラデシュを含むインド圏と呼ばれていた地域などでは、かつて料理に使うスパイスはターメリックや黒コショウくらいでしたが、16世紀にコショウを求めてインドに到着したバスコ・ダ・ガマらポルトガルの航海士が中南米原産の唐辛子をインドに伝えたこと、また16~19世紀に北インドで栄えた中央アジア発のイスラム王朝であるムガール帝国が彼らの食文化をもたらしたことで、インドの料理は劇的に変化し、そしてこの2つの出来事が、現在のインド料理の礎を築いたといわれています。現在のインドの国土はおおまかに分けると、東西南北の4つに分けることができます。「インドは暑い国で、カレーばかり」という先入観を持たれがちですが、実は、地域によって気候や風土が相当に違っており、また歴史経緯や宗教、身分(カースト)の違いを反映して、同じ"カレー"でも、味やスパイスの使い方、食材にそれぞれ特徴あります。
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2014/11/19 更新